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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅲ.頸部・肩
46.肩鎖関節脱臼
著者: 松原統1
所属機関: 1燕労災病院整形外科
ページ範囲:P.125 - P.126
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広義の肩関節(shoulder-arm complex)のうち,肩鎖関節(acromioclavicular joint)の損傷は肩への直接外力で発生することが多い.肩鎖関節の脱臼は転位が残ったままであっても,急性期が去れば疼痛を残すことは少なく,肩関節の機能障害をきたすこともほとんどない.したがって,若年者でスポーツを目的とする症例と,老人の症例では治療の組み立てが異なってくる.
広義の肩関節(shoulder-arm complex)のうち,肩鎖関節(acromioclavicular joint)の損傷は肩への直接外力で発生することが多い.肩鎖関節の脱臼は転位が残ったままであっても,急性期が去れば疼痛を残すことは少なく,肩関節の機能障害をきたすこともほとんどない.したがって,若年者でスポーツを目的とする症例と,老人の症例では治療の組み立てが異なってくる.
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