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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅶ.尿路・性器
86.性感染症(STD)
著者: 広瀬崇興1
所属機関: 1札幌医科大学泌尿器科
ページ範囲:P.228 - P.230
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性感染症(sexually transmitted diseases:STD)は人類の繁栄に必須な性交渉により伝播する.そして母子感染として新生児にも感染する.主なものを表1に示すが,ウイルスから寄生虫まで多数の病原体による疾患がある.しかし,本邦で遭遇する疾患は偏っており,流行している順にクラミジア感染症(男子尿道炎と子宮頸管炎),淋菌感染症(男子尿道炎と子宮頸管炎),性器ヘルペス,尖圭コンジローム,梅毒,ケジラミなどであり,これらが合併することもある.その他近年,STDとしてのエイズが問題となっている.
性感染症(sexually transmitted diseases:STD)は人類の繁栄に必須な性交渉により伝播する.そして母子感染として新生児にも感染する.主なものを表1に示すが,ウイルスから寄生虫まで多数の病原体による疾患がある.しかし,本邦で遭遇する疾患は偏っており,流行している順にクラミジア感染症(男子尿道炎と子宮頸管炎),淋菌感染症(男子尿道炎と子宮頸管炎),性器ヘルペス,尖圭コンジローム,梅毒,ケジラミなどであり,これらが合併することもある.その他近年,STDとしてのエイズが問題となっている.
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