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文献概要
特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
90.膝関節靱帯損傷
著者: 関純1
所属機関: 1明浩会西大宮病院整形外科
ページ範囲:P.240 - P.242
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近年スポーツが盛んになり,膝関節部の靱帯損傷は日常の外来診療において比較的よくみられる外傷となってきた.膝関節は荷重関節であり,その安定性の保持には骨格によるものより靱帯などの軟部組織の役割が重要であり,靱帯損傷が起きた場合適切な処置をしないと膝関節の慢性的な機能障害が残存したり,将来的に二次性の変形性関節症を起こすこともあるので,注意して診察,治療を行うことが必要である.
近年スポーツが盛んになり,膝関節部の靱帯損傷は日常の外来診療において比較的よくみられる外傷となってきた.膝関節は荷重関節であり,その安定性の保持には骨格によるものより靱帯などの軟部組織の役割が重要であり,靱帯損傷が起きた場合適切な処置をしないと膝関節の慢性的な機能障害が残存したり,将来的に二次性の変形性関節症を起こすこともあるので,注意して診察,治療を行うことが必要である.
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