文献詳細
特集 外来診療・小外科マニュアル
Ⅷ.四肢・皮膚
文献概要
疾患の概念
手指の骨折は,日常診療の場において遭遇する頻度の高い骨折で,末節骨が一番多く,次いで基節骨,中節骨の順になっている.
手指は,その複雑な解剖ゆえに,高い巧緻性を有するのみならず,感情や意志までも表現できるが,ひとたび障害を起こすと,その手指のみならず,上肢の機能をも損なうことがある.そのため,手指骨骨折の治療は,正確な知識と診断が要求される.
手指の骨折は,日常診療の場において遭遇する頻度の高い骨折で,末節骨が一番多く,次いで基節骨,中節骨の順になっている.
手指は,その複雑な解剖ゆえに,高い巧緻性を有するのみならず,感情や意志までも表現できるが,ひとたび障害を起こすと,その手指のみならず,上肢の機能をも損なうことがある.そのため,手指骨骨折の治療は,正確な知識と診断が要求される.
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