文献詳細
特集 外来診療・小外科マニュアル
Ⅷ.四肢・皮膚
文献概要
疾患の概念
疣贅とは,皮膚・粘膜における上皮性良性腫瘍に対する言葉であるが,一般にはウイルス性疣贅のことを指している.ウイルス性疣贅はパポバウイルス群に属するヒト乳頭腫ウイルス(human papilloma virus:HPV)の感染によって起こる,臨床症状から,尋常性疣贅,青年性扁平疣贅,尖圭コンジローマ,ミルメシア,疣贅状表皮発育異常症,bowenoid papulosis,足底表皮嚢腫に分けられている.また,いわゆる「ミズイボ」は伝染性軟属腫のことであり,ポックスウイルスである伝染性軟属腫ウイルスの感染による.
疣贅とは,皮膚・粘膜における上皮性良性腫瘍に対する言葉であるが,一般にはウイルス性疣贅のことを指している.ウイルス性疣贅はパポバウイルス群に属するヒト乳頭腫ウイルス(human papilloma virus:HPV)の感染によって起こる,臨床症状から,尋常性疣贅,青年性扁平疣贅,尖圭コンジローマ,ミルメシア,疣贅状表皮発育異常症,bowenoid papulosis,足底表皮嚢腫に分けられている.また,いわゆる「ミズイボ」は伝染性軟属腫のことであり,ポックスウイルスである伝染性軟属腫ウイルスの感染による.
掲載誌情報