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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
111.胼胝,鶏眼
著者: 大井綱郎1
所属機関: 1東京医科大学皮膚科
ページ範囲:P.292 - P.293
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胼胝,鶏眼は,繰り返される外的な刺激に対抗するために生じた角層の限局性の肥厚であるが,刺激が加わる部位や範囲により症状が異なってくる.胼胝は,長期間にわたる機械的な刺激に対して皮膚を保護するための防衛反応である.鶏眼は,かなり限局した範囲に機械的刺激が繰り返された場合に生じ,クサビ形をなした角質増殖が芯となり真皮を圧迫するために圧痛がある.両者とも治療しても刺激を除かなければ再発する.
胼胝,鶏眼は,繰り返される外的な刺激に対抗するために生じた角層の限局性の肥厚であるが,刺激が加わる部位や範囲により症状が異なってくる.胼胝は,長期間にわたる機械的な刺激に対して皮膚を保護するための防衛反応である.鶏眼は,かなり限局した範囲に機械的刺激が繰り返された場合に生じ,クサビ形をなした角質増殖が芯となり真皮を圧迫するために圧痛がある.両者とも治療しても刺激を除かなければ再発する.
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