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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
116.新鮮熱傷
著者: 中川隆雄1 横山利光1 須賀弘泰1 出口善純1
所属機関: 1福井医科大学救急部
ページ範囲:P.304 - P.305
文献購入ページに移動熱傷は,熱湯や熱したストーブへの接触,火災などでの熱による体表の損傷である.小範囲の熱傷は日常よく遭遇し,外来で治療されるが,外来で治療可能な熱傷は,Ⅱ度+Ⅲ度熱傷面積が15%未満(小児,老人は10%未満)で,なおかつⅢ度熱傷面積が2%未満の軽症例である.一方,広範囲の熱傷や気道熱傷,電撃傷,化学物質による熱傷,骨折などの外傷を伴う熱傷などは,入院治療や専門施設での治療を要する.
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