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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻11号

1997年10月発行

特集 外来診療・小外科マニュアル

Ⅸ.乳幼児の外来外科疾患

127.慢性便秘

著者: 鎌形正一郎1

所属機関: 1東京都立清瀬小児病院外科

ページ範囲:P.332 - P.333

文献概要

疾患の概念
 便秘という言葉の定義は難しいが,“排便の困難や遅延により,本人あるいは親が困る状態”と考えて良い.乳幼児を含め小児期に便秘を訴えて外来を受診する患児は多く,小児の0.3〜8%を占める.これらのほとんどは機能的な慢性便秘であるが,鎖肛やヒルシュスプルング病などの器質的疾患や二分脊椎などの神経学的な異常を見逃さないようにすることも重要である(表).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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