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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅸ.乳幼児の外来外科疾患
129.停留精巣
著者: 関信夫1 伊藤泰雄1
所属機関: 1杏林大学医学部小児外科
ページ範囲:P.336 - P.337
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胎生期の精巣下降の過程が何らかの原因で障害され,精巣が陰嚢底に下降していない状態をいう.頻度は正常出生男児の約3%にみられるが,症例によってはその後自然下降が生じ,1歳時には男児の0.7%にみられる1).
胎生期の精巣下降の過程が何らかの原因で障害され,精巣が陰嚢底に下降していない状態をいう.頻度は正常出生男児の約3%にみられるが,症例によってはその後自然下降が生じ,1歳時には男児の0.7%にみられる1).
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