icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻12号

1997年11月発行

臨床報告・1

胃十二指腸動脈塞栓術が有効であった十二指腸憩室内出血性潰瘍の1例

著者: 杉生隆直1 矢田義比古1 上平聰1 本多祐1 渡辺一史2 山口大介2

所属機関: 1津山第一病院外科 2津山第一病院内科

ページ範囲:P.1467 - P.1470

文献概要

はじめに
 十二指腸憩室は上部消化管検査によりよく発見される疾患であるが,その多くは治療を必要としない1).一方,十二指腸憩室内に潰瘍を形成し,これが大量出血の原因となることは稀ながら報告2)されている.
 今回,筆者らは十二指腸憩室内潰瘍からの出血に対し,内視鏡的治療と動脈塞栓術(以下,TAE)を行い止血しえたので,治療法を中心に若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら