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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻12号

1997年11月発行

臨床報告・1

分離片肺換気下手術時における気管支破裂に対し肋間筋弁修復術を施行し救命しえた1例

著者: 櫻井孝志1 川原英之1 堀米寛2

所属機関: 1川崎市立井田病院外科 2川崎市立井田病院呼吸器外科

ページ範囲:P.1471 - P.1475

文献概要

はじめに
 胸腔内手術時には現在double-lumen tube(以下,DLT)を用いた分離片肺換気が一般的である1).しかし,時にDLTによる気管・気管支破裂も認められ,適切な対応が必要とされる.今回,筆者らはDLTによる左主気管支破裂に対し,肋間筋弁による修復術を施行し,救命しえた1例を経験したので,若干の文献学的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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