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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻12号

1997年11月発行

臨床報告・1

胸骨前経路での有茎大網充填術が著効した頸部縦隔MRSA膿瘍の1例

著者: 渡辺俊一1 佐藤日出夫1 遠藤将光1 関雅博1 山田哲司2 中川正昭2

所属機関: 1石川県立中央病院胸部外科 2石川県立中央病院一般・消化器外科

ページ範囲:P.1481 - P.1484

文献概要

はじめに
 深頸部感染症に続発する縦隔洞炎は一般に死亡率40%と非常に予後不良である1-4).今回筆者らはMRSA感染が合併した重症の頸部上縦隔膿瘍症例に対し,通常のドレナージ術に加えて胸骨前経路での有茎大網挙上・充填術を施行し,良好な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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