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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻2号

1997年02月発行

臨床報告・1

注腸X線にて遡及的検討が可能であった表面陥凹型腫瘍(Ⅱc+Ⅱa型)起源の大腸進行癌の1例

著者: 竹政伊知朗1 吉川宣輝1 柳生俊夫1 三嶋秀行1 西庄勇1 竹田雅司2

所属機関: 1国立大阪病院外科 2国立大阪病院臨床検査科

ページ範囲:P.269 - P.272

文献概要

はじめに
 大腸癌の自然史において,これまで無茎性隆起病変が進行癌への主経路であると考えられているが,表面陥凹型腫瘍は,隆起型腫瘍とは異なった発育進展様式をとり,大腸癌への重要な経路と考えられるようになった1).今回筆者らは,注腸X線による遡及的検討により表面陥凹型腫瘍(ⅡC+Ⅱa)から2型進行癌へと推移したと考えられる1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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