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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻3号

1997年03月発行

特集 ドレッシング—創傷管理の新たな展開

わが国におけるドレッシング材の現状

著者: 高尾良彦1 三浦英一郎1 穴澤貞夫1 山崎洋次1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学外科学第1講座

ページ範囲:P.299 - P.304

文献概要

 近年,多種多様のドレッシング材が開発され入手可能になってきた.それに伴って従来の画一的な局方ガーゼを用いた創傷管理方法は,各種のドレッシング材を用いた方法に変わりつつある.諸外国と比較しても,種類の点ではわが国のドレッシング材供給状況はほぼ満足できる状態にあると考えられる.しかし入手可能な製品の情報を網羅した資料が得難く,また使用に際しての比較検討が十分なされているとは言い難い.外科医を中心に,医療従事者のドレッシング材に対する理解を深め,時代に即した創傷管理の基本の統一をあらためて強調する必要があると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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