icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻4号

1997年04月発行

文献概要

臨床報告・1

イレウス管が誘因と考えられた術後腸重積症の1例

著者: 林正修1 水谷隆1 野々山孝志1 平井一郎1

所属機関: 1東海記念病院外科

ページ範囲:P.537 - P.540

文献購入ページに移動
はじめに
 癒着性イレウスに対してlong tubeのイレウス管を用いて,閉塞上部腸管の吸引・減圧療法が行われている.外科的治療に至る場合でも,イレウス再発防止として,イレウス管を腸管内スプリントとして術後もしばらく留置することがある.今回筆者らは,胃切除後の癒着性イレウス術後留置していたイレウス管が誘因と考えられた腸重積症の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?