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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻4号

1997年04月発行

臨床報告・1

スパイラルCTが診断に有用であった重複胆嚢に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の1例

著者: 橋爪泰夫1 長利あゆみ1 飯田茂穂1 竹内正勇2 米島学2 上田隆之3

所属機関: 1金沢市立病院外科 2金沢市立病院消化器科 3金沢市立病院放射線科

ページ範囲:P.549 - P.552

文献概要

はじめに
 重複胆嚢は剖検例の4,000〜5,000例に1例と言われるきわめて稀な先天奇形とされている1).今回,筆者らは胆石症を合併した重複胆嚢の1例を経験し,その術前の解剖学的形態診断にスパイラルCTによる3次元表示胆道造影がきわめて有用であり,安全に腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下LC)を施行できたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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