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文献概要
特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方
(Editorial)器械吻合・縫合の小史と問題点
著者: 萩原優1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院外科
ページ範囲:P.987 - P.990
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創傷縫合の歴史は古く,紀元前900年代に蟻に傷口を噛ませ,頭だけを残して縫合した生物ステープルに端を発し,その後様々な工夫がなされてきた.
器械吻合・縫合が本格的に開発されたのは,この半世紀であり,現在のように広く一般的に臨床応用されたのは,わずか20年前からであり,保険で認められてからは10年あまりに過ぎない.
創傷縫合の歴史は古く,紀元前900年代に蟻に傷口を噛ませ,頭だけを残して縫合した生物ステープルに端を発し,その後様々な工夫がなされてきた.
器械吻合・縫合が本格的に開発されたのは,この半世紀であり,現在のように広く一般的に臨床応用されたのは,わずか20年前からであり,保険で認められてからは10年あまりに過ぎない.
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