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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻8号

1997年08月発行

文献概要

特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方

(Q3)Pursestring sutureの後にタバコ縫合糸がずれたり,ステイプルから外れたりしないための工夫は.

著者: 小澤壯治1 安藤暢敏1 北川雄光1 北島政樹1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.996 - P.996

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 Pursestring suture用の器具には2種類あり,タバコ縫合(巾着縫合)鉗子(PSI)と自動タバコ縫合器(Purstring 45または60,USSC製)である(図1).
 前者は腸管の切断予定部を挟み,直針付き2-0ナイロン糸を鉗子に作製されている孔を通過させることによって自動的にタバコ縫合が行われる.後者は腸管の切断予定部を挟み,ちょうどズボンのベルト通しのようにステイプルで2-0非吸収糸を腸管壁に固定するしくみである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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