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特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方
(Q21)Double Stapling Anastomosis(DSA)でのdog earの処置法は.
著者: 森田隆幸1 小田桐弘毅1 今充2
所属機関: 1弘前大学医学部第2外科 2財団法人双仁会厚生病院
ページ範囲:P.1038 - P.1039
文献購入ページに移動DSA普及後数年たっが,現在まで吻合部再発が増加したという報告はみられず,同部への癌細胞の遺残は稀なものと思われる.また,直腸断端のstaple lineからの出血はoozing程度のものが大部分であるが,直腸間膜を一部巻き込んでいる場合は注意を要する.筆者らは予防的な意味で両端に1針ずつZ型縫合をおき対処している.
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