文献詳細
特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方
文献概要
はじめに
肝切除においては術中出血量が合併症ならびに再発と関連する1,2).このため肝切除に際しては短期予後ならびに長期予後の両面から,原則的に切除領域の流入血管である肝動脈・門脈枝,そして可能なら流出血管である肝静脈の処理を行った後に肝実質切離を行う,いわゆるcontrolledmethodを用いる3).
本稿では,肝切除における自動縫合器の有用性を紹介する.
肝切除においては術中出血量が合併症ならびに再発と関連する1,2).このため肝切除に際しては短期予後ならびに長期予後の両面から,原則的に切除領域の流入血管である肝動脈・門脈枝,そして可能なら流出血管である肝静脈の処理を行った後に肝実質切離を行う,いわゆるcontrolledmethodを用いる3).
本稿では,肝切除における自動縫合器の有用性を紹介する.
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