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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻8号

1997年08月発行

文献概要

臨床研究

同時性肝転移を伴った胃癌手術例の検討

著者: 北川雄一1 山口晃弘1 磯谷正敏1 堀明洋1 金祐鎬1

所属機関: 1大垣市民病院外科

ページ範囲:P.1075 - P.1078

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はじめに
 同時性肝転移を伴った胃癌症例では,その肝転移のために予後が不良と考えて,転移巣のみならず原発巣の治療も消極的となることがある.その反面,予想以上に良好な生命予後を得る症例を経験することもある.肝転移を有する胃癌症例では,原発巣を切除し肝転移巣に対しては動注を含めた積極的な化学療法を行うのが一般的と考えられるが,切除可能な症例には肝切除を勧める報告もある.そこで,これまでに経験した同時性肝転移を伴った胃癌症例につきretrospectiveに調査し,特にその治療方針について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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