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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻8号

1997年08月発行

文献概要

臨床報告・1

十二指腸潰瘍穿孔保存的治療において硬膜外ブロックが有用であった1例

著者: 井戸弘毅1 木村圭一1 利光鏡太郎1 千田勝紀1 太田靖之2 高畠貢3

所属機関: 1名古屋徳洲会総合病院外科 2名古屋徳洲会総合病院内科 3名古屋徳洲会総合病院放射線科

ページ範囲:P.1085 - P.1087

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はじめに
 胃十二指腸潰瘍穿孔は激しい腹痛を引き起こす疾患のひとつであるが,症状や腹部所見の経過をみるために鎮痛剤は積極的に投与されない傾向がある.今回筆者らは,十二指腸潰瘍穿孔保存的治療中に柊痛のため急性呼吸不全に陥った患者に硬膜外ブロックを施行し,保存的に治療しえた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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