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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻10号

1998年10月発行

臨床報告・1

瘻孔形成過程を観察しえた胆嚢胃瘻の1例

著者: 東平日出夫1 今井直基1 立山健一郎1 角泰廣1 坂東道哉1 尾関豊1

所属機関: 1国立東静病院外科

ページ範囲:P.1353 - P.1356

文献概要

はじめに
 内胆汁瘻のうち胆嚢胃瘻は,胆嚢十二指腸瘻や胆嚢結腸瘻に比べて比較的まれな疾患である.さらにその診断は,特異的な症状がなく,また瘻孔の存在部位を特定することが困難で,術前診断できないことが多い1).今回われわれは,胆石症により胆嚢胃瘻を形成した症例を経験し,その臨床経過から瘻孔の形成時期を特定し,また,術前診断しえたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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