文献詳細
特集 縫合・吻合法のバイブル
Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 5.胃
文献概要
手順
器械吻合による胃—十二指腸吻合は十二指腸側にcircular staplerのanvil部分を挿入しておき,残胃の前壁をstapler本体の挿入口にして,後壁からcenter rodを貫通させて十二指腸側のanvilと結合させ,残胃後壁と十二指腸の側端吻合を行うことによる.
残胃側にstapler本体を挿入する方法にはいくつかの変法がある.すなわち,1)前壁を挿入口として,残胃断端の最も大彎よりにcenter rodを貫通させ,十二指腸と端々吻合を行う.2)挿入口を十二指腸切断時の胃側断端(幽門)として,胃切断予定線より口側の後壁からcenter rodを貫通させ,十二指腸と側端吻合を行い,吻合後に胃の切離を行う.
器械吻合による胃—十二指腸吻合は十二指腸側にcircular staplerのanvil部分を挿入しておき,残胃の前壁をstapler本体の挿入口にして,後壁からcenter rodを貫通させて十二指腸側のanvilと結合させ,残胃後壁と十二指腸の側端吻合を行うことによる.
残胃側にstapler本体を挿入する方法にはいくつかの変法がある.すなわち,1)前壁を挿入口として,残胃断端の最も大彎よりにcenter rodを貫通させ,十二指腸と端々吻合を行う.2)挿入口を十二指腸切断時の胃側断端(幽門)として,胃切断予定線より口側の後壁からcenter rodを貫通させ,十二指腸と側端吻合を行い,吻合後に胃の切離を行う.
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