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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻11号

1998年10月発行

文献概要

特集 縫合・吻合法のバイブル Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 5.胃

噴門側胃切除後の空腸パウチの縫合・吻合

著者: 吉住豊1 杉浦芳章1 小池啓司1 愛甲聡1 田中勧1

所属機関: 1防衛医科大学校第2外科

ページ範囲:P.195 - P.197

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はじめに
 噴門側胃切除後に空腸パウチを間置する再建法は従来の空腸間置に比較して食物貯留能が優れ,かつ術後に残胃,十二指腸,膵胆道などの精査・治療も可能であり,合理的な再建術式である.従来,空腸パウチの作製手技が比較的煩雑であったが,自動縫合器の発展により簡便かつ確実に施行できるようになった.ここでは,噴門側胃切除後の空腸パウチの縫合・吻合について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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