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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻11号

1998年10月発行

特集 縫合・吻合法のバイブル

Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 5.胃

胃楔状切除後の縫合

著者: 片井均1 丸山圭一1 笹子三津留1 佐野武1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院外科

ページ範囲:P.198 - P.200

文献概要

胃楔状切除(手縫い)の手順
 1.術前のマーキング
 胃楔状切除は最近は開腹,腹腔鏡とも器械で行われることが多い.したがって,用手的に切除・縫合閉鎖が行われるのは病変が大きかったり,占拠部位が噴門や幽門に近いときである.粘膜下腫瘍の場合は触診で腫瘍の範囲がわかり,切除範囲が容易に決定できるが,早期胃癌の場合はこれができないので,必ず手術前にstepwise biopsyを行い,内視鏡下でクリッピングを行っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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