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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻11号

1998年10月発行

文献概要

特集 縫合・吻合法のバイブル Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 7.大腸

結腸亜全摘術後の手縫いによる回腸—直腸吻合

著者: 馬場秀雄1 森谷冝皓1 赤須孝之1 藤田伸1 三宅秀夫1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院外科

ページ範囲:P.248 - P.250

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はじめに
 結腸亜全摘後の手縫いによる回腸—直腸吻合は,器械吻合器の登場により施行される機会は少なくなってきたが,手術の簡便さや術後合併症の少なさなどにより,現在でもなお重要な術式である.
 本術式の適応は,①家族性大腸腺腫症,②潰瘍性大腸炎,③多発結腸癌,④大腸型クローン病,⑤出血部位の同定の困難な大腸からの出血などが考えられ,特に家族性大腸腺腫症や潰瘍性大腸炎に施行されることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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