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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻11号

1998年10月発行

文献概要

特集 縫合・吻合法のバイブル Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 7.大腸

結腸切除術後のバイオフラグメンタブル縫合輪による吻合

著者: 森田隆幸1 平間公昭1 一戸和成1 村上哲之2

所属機関: 1弘前大学医学部第2外科 2国立弘前病院外科

ページ範囲:P.264 - P.266

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はじめに
 腸管内分解性消化管吻合リング(biofrag-mentable anastomosis ring:BAR)は,縫合することなく腸管吻合を行うという着想に基づいて開発された腸管吻合器であり1),吸収性のポリグリコール酸と硫酸バリウムとからなる生体内崩壊性の吻合リングである.本邦で使用可能となったのは最近のことであり,1994年から手術用具として適用となった2).本稿ではBARによる結腸—結腸吻合について手技や注意点を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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