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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻11号

1998年10月発行

特集 縫合・吻合法のバイブル

Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 7.大腸

人工肛門造設時の縫合

著者: 田澤賢次1 新井英樹2 竹森繁2

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部成人看護学科外科系 2富山医科薬科大学医学部第2外科

ページ範囲:P.277 - P.280

文献概要

はじめに
 ストーマには一時的なものと永久的なものと2通りあり,その造設術も大いに違ってくるが,今回は永久的結腸ストーマ造設術について解説する.ストーマの手術手技上の問題として,いまだにストーマ開口部の結腸端と皮膚との縫合にいっさい注意をすることなく,皮膚全層にストーマ縁より離れたところに針糸を掛け,抜糸しないため粘膜移植や放射状瘢痕が形成されても,その原因について無頓着な外科医がいることにびっくりする.今回はこのような観点からも論じてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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