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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻11号

1998年10月発行

文献概要

特集 縫合・吻合法のバイブル Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 8.肝・胆道

胆管—空腸吻合

著者: 跡見裕1 杉山政則1

所属機関: 1杏林大学医学部第1外科

ページ範囲:P.312 - P.314

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はじめに
 胆管—空腸吻合は端側と側々吻合に大別される.後者は吻合部が狭窄しやすいことやsump syn-dromeの問題があり,今日では施行されることは少ない.前者は膵頭十二指腸切除や胆管切除後の胆道再建に最も汎用される術式である.この術式の中で,肝内胆管・肝門部胆管—空腸吻合術と肝外胆管である総胆管—空腸吻合術では難易度も吻合法も異なっている.
 本稿では日常臨床で最も多い(総)胆管—空腸吻合を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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