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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻2号

1998年02月発行

文献概要

特集 食道・胃静脈瘤攻略法

食道・胃静脈瘤に対するシャント手術の適応と実際

著者: 北城秀司1 加藤紘之1 金谷聡一郎1 奥芝俊一1

所属機関: 1北海道大学医学部第2外科

ページ範囲:P.193 - P.197

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 近年,食道・胃静脈瘤に対する治療は非手術的治療が主流となっているが,筆者らは外科治療,中でもシャント手術を第一選択としてきた.その長期予後を検討した結果,肝予備能が一定の基準内(Child B以上,かつICGK≧0.05)であれば,きわめて良好な結果が得られたことから,内科的治療難治例のみならず早期社会復帰を望む肝機能良好例に対しても積極的に推奨すべきと思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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