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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻2号

1998年02月発行

臨床報告・1

経仙骨的に切除した径10cmの前仙骨部神経鞘腫の1例

著者: 鈴鹿伊智雄1 塩田邦彦1 西原正純1 中川準平1 間野正平2 清水信義3

所属機関: 1香川県立中央病院外科 2香川県立中央病院病理 3岡山大学医学部第2外科

ページ範囲:P.241 - P.244

文献概要

はじめに
 神経鞘腫は末梢神経由来の良性腫瘍で,顔面,頸部に好発し1),前仙骨部に発生することは稀である.一方,前仙骨部腫瘍の頻度は入院患者約4万人に1人と言われており,その中では類表皮嚢胞,脊索腫などが多い2)
 今回,筆者らは排便困難にて発症し,経仙骨的手術にて治癒しえた前仙骨部神経鞘腫の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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