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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻3号

1998年03月発行

文献概要

臨床研究

大腸低分化腺癌の臨床病理学的検討

著者: 井上雄志1 鈴木衛1 高崎健1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器外科

ページ範囲:P.365 - P.368

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はじめに
 大腸癌はほとんどが高・中分化腺癌であり,低分化腺癌の頻度は全体の5%前後1)であって比較的稀である.また大腸低分化腺癌は生物学的悪性度が高く,予後の悪さが論じられている1-3)が,比較的稀であることから不明瞭な点も少なくない.そこで今回われわれは,教室で経験した低分化腺癌57例の臨床病理学的特徴および予後について,高・中分化腺癌と比較検討し,若干の知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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