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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻4号

1998年04月発行

文献概要

臨床報告・1

肝外胆管拡張を伴い,胆汁アミラーゼが高値を示した総胆管瘤の1例

著者: 大塚隆生1 児玉和彦1 西方不二彦1

所属機関: 1九州厚生年金病院外科

ページ範囲:P.495 - P.498

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はじめに
 総胆管瘤(choledochocele)はAlonso-Lej Ⅲ型の先天性胆道拡張症として知られる稀な疾患であるが,膵胆管合流異常の合併頻度は非常に低い.今回筆者らは総胆管瘤に右肝管の嚢状拡張および総胆管から総肝管の管状拡張を伴い,胆汁アミラーゼが高値を示した1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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