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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻5号

1998年05月発行

文献概要

臨床報告・1

IVRを応用して内瘻化した膵頭十二指腸切除後完全外膵液瘻の1例

著者: 野崎功雄1 竹内龍三1 森本接夫1

所属機関: 1水島中央病院外科

ページ範囲:P.647 - P.650

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はじめに
 外膵液瘻とは何らかの要因により膵管が破綻し膵液が体外に排出される状態を示す.この時,膵管と消化管とが何らかの交通を持っていれば保存的に治癒する場合が多いが,そうでない場合は完全外膵液瘻と呼ばれ,保存的に治癒する可能性は低い.今回,われわれは,膵頭十二指腸切除後に発生した完全外膵液瘻に対して低侵襲なinter-ventional radiology(以下,IVR)を応用して内瘻化に成功した1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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