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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻6号

1998年06月発行

臨床報告・1

5-FU持続静注とCDDP少量連日投与の併用が著効し,腫瘍縮小後切除しえた胃癌副腎転移の1例

著者: 山口竜三1 田近徹也1 中西賢一1 山口洋介1 川西順1 政井治1

所属機関: 1岐阜県厚生連久美愛病院外科

ページ範囲:P.797 - P.801

文献概要

はじめに
 胃癌の副腎転移が単独に存在し,切除の対象になることは稀で,検索しえた限りでは5例の切除例があるのみである1〜5).筆者らは巨大な副腎転移巣に対し,5-FUの持続静注とCDDPの少量連日投与の併用療法(以下,low dose FP療法)を施行したところ,著効を示し,腫瘍縮小後切除しえた症例を経験した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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