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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻7号

1998年07月発行

文献概要

外科医に必要な産婦人科common diseaseの知識・2

更年期障害

著者: 中村聡一1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.890 - P.891

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更年期障害の病態
 更年期とは閉経前後の数年間をいう.閉経に至ると卵巣からのエストラジオール(E2),プロゲステロン(P)分泌は減少し,逆に下垂体系からの卵胞刺激ホルモン(FSH),黄体形成ホルモン(LH)の血中濃度は上昇する.血中E2値20pg/ml未満,血中FSH値30mIU/ml以上であれば閉経と考えてよい.
 これら内分泌環境の変化やこの時期の社会的な環境,精神的な変化などの要因が重なりあい,更年期障害の症状が現れる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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