icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻7号

1998年07月発行

文献概要

臨床報告・1

穿孔性腹膜炎,肝膿瘍破裂を伴った劇症型アメーバ性大腸炎の1例

著者: 佐川純司1 山口正人1 片山正文1 一迫玲2 小野寺健2 熊本裕行2

所属機関: 1NTT東北病院外科 2東北大学歯学部口腔病理学講座

ページ範囲:P.923 - P.927

文献購入ページに移動
はじめに
 アメーバ性大腸炎は,赤痢アメーバの大腸粘膜への感染により起こる疾患で,様々な病態を呈するが,中でも劇症型は重篤な経過をとり,死亡率が高い.われわれは穿孔性腹膜炎,肝膿瘍破裂を伴い,劇症型の経過をとったアメーバ性大腸炎の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?