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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻9号

1998年09月発行

臨床研究

胆管結石症に対する治療法の検討—特に切石後一次縫合法について

著者: 塩崎滋弘1 岡村進介1 原野雅生1 小野田正1 大野聡1 小林直広1

所属機関: 1社会保険広島市民病院外科

ページ範囲:P.1215 - P.1219

文献概要

はじめに
 総胆管結石症に対する手術としては,従来より総胆管切石後,Tチューブ留置による減圧ドレナージが標準術式とされているが,以前よりチューブトラブルやその問題点も多く指摘されている1).われわれは,以前より総胆管の高度の拡張や炎症所見を認めない症例に対しては,積極的に切石後,胆管1次縫合を取り入れ,総胆管結石に対する標準術式としてきた.今回,胆管1次縫合の有用性を,Tチューブ留置例と比較し報告するとともに,最近施行している腹腔鏡下手術による術式を加え,各術式を比較し検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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