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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻9号

1998年09月発行

文献概要

臨床報告・1

魚骨によるメッケル憩室穿孔の1例

著者: 長井一信1 石田数逸1 大佛智彦1 花岡俊仁1 河島浩二1 三原康生1

所属機関: 1住友別子病院外科

ページ範囲:P.1229 - P.1232

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はじめに
 メッケル憩室は消化管にみられる先天性異常のうち最も頻度が高い疾患だが,そのほとんどは生涯無症状で経過し,合併症を有するものはわずか4%4)とされている.なかでも魚骨による穿孔はきわめて稀であり,筆者らが検索した範囲では本邦で13例の報告のみであった.今回,筆者らは開腹後診断のついた1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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