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文献詳細

雑誌文献

臨床外科53巻9号

1998年09月発行

文献概要

臨床報告・1

全身性悪性リンパ腫における小腸病巣穿孔の1例

著者: 伴野仁1 藤岡進1 加藤健司1 吉田カツ江2

所属機関: 1桐生厚生総合病院外科 2桐生厚生総合病院病理

ページ範囲:P.1233 - P.1235

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はじめに
 節性悪性リンパ腫に比べ節外性,特に腸管悪性リンパ腫は症状発現が遅いため進行例が多く,なかでも穿孔で発症した症例の予後は不良のことが多い1,2).今回われわれは全身性悪性リンパ腫の治療中にその部分症としての小腸悪性リンパ腫が穿孔した症例を経験したので報告するとともに,その治療上の問題点につき検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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