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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻1号

1999年01月発行

文献概要

臨床報告・1

胃潰瘍穿孔による汎発性腹膜炎術後に発生した脾膿瘍の1例

著者: 北方敏敬1 長岡武志1 福井博1 出射靖生1 山岨道彦2

所属機関: 1第二京都回生病院外科 2第二京都回生病院内科

ページ範囲:P.135 - P.137

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はじめに
 脾膿瘍は,以前は剖検例の0.2〜0.7%に認められる稀な疾患であると考えられていた1).しかし,近年画像診断技術の進歩に伴い,報告例が増加している.今回われわれは,胃潰瘍の穿孔による汎発性腹膜炎術後に発生した脾膿瘍を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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