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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅰ.救急患者の薬物療法 5.呼吸器系

喘息発作

著者: 高木健三1

所属機関: 1名古屋大学医学部保健学科

ページ範囲:P.66 - P.68

文献概要

基本的な事項
 喘息は病因の不明な体質的な疾患であり,病因の除去によって疾患の治癒を目指すことは困難な現状である.現在,到達しうると考えられる管理・治療は,気道炎症の原因の回避・除去,気流制限を惹起する因子の回避・除去,そして薬物療法による炎症の抑制と気道拡張とにより,気道過敏性と気流制限を軽減ないし寛解することである.その結果,日常生活,できれば呼吸機能を正常化し,患者のQOLを改善することである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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