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特集 薬物療法マニュアル Ⅰ.救急患者の薬物療法 5.呼吸器系
喀血
著者: 益子邦洋1 工廣紀斗司1
所属機関: 1日本医科大学附属千葉北総病院救命救急センター
ページ範囲:P.69 - P.70
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喀血は肺結核,気管支拡張症,肺動静脈奇形,肺動脈瘤,肺塞栓,肺炎,気管支炎,肺化膿症,肺癌などの肺疾患のほか,肺損傷,喉頭癌,うっ血性心不全,血液疾患などに伴って見られる1).
喀血が少量であれば生命の危険を伴うことはないが,大量の場合には急激な経過で窒息から死に至ることがあり,診断や治療では緊急度や重症度を常に念頭に置いておかなければならない.
喀血は肺結核,気管支拡張症,肺動静脈奇形,肺動脈瘤,肺塞栓,肺炎,気管支炎,肺化膿症,肺癌などの肺疾患のほか,肺損傷,喉頭癌,うっ血性心不全,血液疾患などに伴って見られる1).
喀血が少量であれば生命の危険を伴うことはないが,大量の場合には急激な経過で窒息から死に至ることがあり,診断や治療では緊急度や重症度を常に念頭に置いておかなければならない.
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