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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅰ.救急患者の薬物療法 7.腎・尿路系

血尿

著者: 山田泰之1 郡健二郎1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.88 - P.89

文献概要

基本的な事項
 血尿とは尿中に赤血球が混じる状態をいい,その程度で顕微鏡的血尿と肉眼的血尿に区別される.救急患者の場合は主に後者の場合なのでそれについて述べる.
 血尿の治療は当然その原因疾患(表)を確定することから始まるが,対症療法としても十分な知識が欲しいものである.診断確定においては十分な問診が必要であり,特に血尿に関してはその状態(間欠的か持続的か,症候性か無症候性か,全血尿か排尿終末時血尿か,など)や既往歴が診断の大きな助けとなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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