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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅱ.検査・処置・内視鏡的治療に伴う薬物療法 5.肝胆膵

PTBD(経皮経肝胆道ドレナージ)

著者: 平松和洋1 神谷順一1 梛野正人1 上坂克彦1 佐野力1 二村雄次1

所属機関: 1名古屋大学医学部第1外科

ページ範囲:P.123 - P.125

文献概要

はじめに
 経皮経肝胆道ドレナージ(percutaneous trans-hepatic biliary drainage:PTBD)は胆道疾患の診断,治療法のひとつとして定着している1〜4).適応は肝内結石や総胆管結石,そして良性胆道狭窄といった良性疾患から膵,胆道癌などの悪性疾患まで多岐にわたる.特に肝門部胆管癌においては減黄や精密診断を行うためだけでなく,肝内区域性胆管炎を治療するために不可欠な診断・治療手段となっている2〜4)
 PTBDの前後における薬物療法としてはPTBD施行時の鎮痛剤,胆汁ドレナージ中の補液管理などが中心となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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