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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅲ.周術期の薬物療法 1.予定手術

胸腔鏡下手術

著者: 南谷佳弘1 小川純一1

所属機関: 1秋田大学医学部第2外科

ページ範囲:P.156 - P.157

文献概要

はじめに
 当初,胸腔鏡下手術は気胸などに対する手術に始まった.そして光学システムの進歩,手術器具の開発,手術手技の向上により胸腔鏡下手術の対象領域は瞬く間に広がった.今まで通常開胸下に行われていた呼吸器外科領域の手術は,現在ではかなりの部分が胸腔鏡下手術で行われるようになってきている.そのため通常開胸下手術と胸腔鏡下手術の相違点はアプローチ法の相違であり,手術法自体の相違ではない.したがって,胸腔鏡下手術やその周術期管理を行うにあたっては,従来の通常開胸下手術と同様に十分な注意が必要であり,また胸腔鏡下手術の特殊性を理解しておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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