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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅲ.周術期の薬物療法 2.緊急手術

汎発性腹膜炎

著者: 飯野佑一1 横江隆夫1

所属機関: 1群馬大学医学部救急医学

ページ範囲:P.179 - P.181

文献概要

はじめに
 腹部救急疾患である汎発性腹膜炎はその発生原因により感染の起因菌(内因性)が異なるが,これに二次性感染(外因性)が加わることも多く,病態を複雑にしている.さらに,治療の開始時期の遅れが原因で全身性反応としてのSIRS(sys-temic inflammatory response syndrome)からMOF(multiple organ failure)に至る症例も少なくない.基本的には発生原因を外科的に治療する場合がほとんどで,薬物療法のみでは回復困難である.本稿では,発生原因別の術後薬物療法を中心に解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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