icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅲ.周術期の薬物療法 3.機能性病変手術

インスリノーマ

著者: 佐々木隆光1 真栄城兼清1 安波洋一1 池田靖洋1

所属機関: 1福岡大学医学部第1外科

ページ範囲:P.207 - P.208

文献概要

基本的な事項
 インスリノーマは膵ラ島β細胞に由来する腫瘍であり,インスリンを過剰に分泌する.ほとんどは膵に発生し,約10%に多発例,約10%に悪性例を認める1).好発年齢は40〜60歳で,男女差はない.典型例ではいわゆるWhippleの三徴(①空腹時血糖が50mg/dl以下,②精神神経症状を伴う低血糖発作,③ブドウ糖投与による劇的な回復)をもって発症する.診断は存在診断と局在診断に分けられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら