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文献詳細

雑誌文献

臨床外科54巻11号

1999年10月発行

特集 薬物療法マニュアル

Ⅲ.周術期の薬物療法 4.要注意状態の患者 特定薬物使用(療法)中の患者

透析患者

著者: 平賀聖悟1 山田敏生2

所属機関: 1社会保険三島病院 2社会保険三島病院腎臓内科

ページ範囲:P.252 - P.254

文献概要

はじめに
 透析患者の手術においては,救急患者のように一刻を争うようなriskyな状態は少ないにしても,腎機能の廃絶という通常と全く異なる病態が存在する.したがって,末期腎不全(end-stage renalfailure:ESRF),すなわち透析患者の周術期に際しては,病態を十分に理解した上で薬物療法を継続する必要がある.
 本稿では慢性腎不全(chronic renal failure:CRF)における薬物動態,透析患者における薬物投与法,周術期の透析療法と薬物療法などについてその要点を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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